小名浜を盛り上げたい、という
気持ちだけでお引き受けした
まぐろ解体ショー、無事に終了しました。
12:00解体開始、
12:30ごろ柵にしたものを販売開始、
13:00には完売しました。
良質な物を破格値で販売したため
採算でいうと赤字だったです。
ナマモノの販売、スピード感大事です。
一気に売り切らないといけません。
これは、売れ残りを防ぐための
テクニックです。
採算度外視で販売したことで
地域の方々に大変喜んで頂けた印象でした。
写真のまぐろ、1パック1000円也でした。
…
脱線しますが、
竹町フェスタの目玉企画として、ということで
解体ショーの打診があったのは
10月20日。割と早かった。
『頼まれ事は試され事』
なものですから
面白そう、やりましょう!
と即答しました。
『何人ぐらいの集客を予定していますか?』
と問うと
『何しろ、初めてなので見当がつかない。』
との事。
(当然、仕入れるまぐろの大きさは
集客数によって変わります。)
しかも 依頼を受けた後になって
判明したのですが
採算がマイナスになった場合でも
5万円しか主催者は負担できない。
とのことでした。
つまり、客寄せパンダちゃんの私達に
主催者が集客数を試算できないイベントで
万一、5万円以上赤字がでたら
その分は負担して欲しい。
という内容であったのです。
……
ポスターに使用する
まぐろの写真は私が印刷屋さんに送り
イベント二週間前になっても
ポスターは私達のところへ届かず
イベント12日前に
直接、印刷屋さんに打診して
完成したポスターの画像データを手に入れて
自分のプリンターで
印刷しまくって配りました。
(宣伝したいのでポスターをください。
と主催者側にいったら
A4サイズを一枚だけもらえました)
もやもやしたイベントにはしたくなかったので
コミュニケーションをとりたいと思い
主催者の会議に出席させてほしいと
お願いしましたが
夜しか開催しないとのことで、
会議に出席することも叶いませんでした。
……
結果的にはまぐろは売り切りましたが
人件費(解体の技術を持った方々の日当)が
かかりましたので
その分は主催者にご請求
申し上げたところです。
今回、主催者側に
なんとしてもこのイベントを成功させたい
という気概は感じられず
返事は0.2秒※の精神で快諾した私達にとって
なんだかもの足らないイベントでしたが
それでも
依頼を受けたら
また引き受けてしまいそうな気がします。
すべての物事は損得で計れないものだと
思ってます。
こういうことがあっても
やはり小名浜が好きだし、
盛り上がって欲しいからですかね?
関わって下さった皆さん
ありがとうございました!
※返事は0.2秒、とは
中村文昭さんの著書に詳しいです
※12/9追記
主催者側の方に昨日お会いしたら
『ちょっと安く売りすぎたんじゃない?』
と言われてしまった…
何を
どれくらいの価格で
どれくらいの数量を売り
どれくらいの利益が見込める
っていうのは
経営者たる主催者が判断することだと
思いますよ。
※12/24追記
これはWeb上のログ(記録)です。
事実や感じたことを記録するための
道具であり、主催者を批判する
意図があるものではありません。
この記録を読んで
『自分が批判された。』
とお感じになられたとしたらそれは
何か後ろめたい気持ちが
有るからだと思いますよ。
『商売としてやってください、
儲けてもらっていいんですよ。』
という人達と
『地域の人達がよろこんでくれたら
それでOK』
という考え方の私達が
相容れないのは当然のことでしたね。
『まぐろなら○○さん(魚屋の名前)から
仕入れたほうが安かった。』
と終わったあとで主催者から言われました。
ああ、これが現在の商店会の実態か。
と肌で感じる一言でした。
暗澹たる気持ちになりました。
小名浜には魚屋さんや居酒屋さんいっぱい有ります。
なぜ、小名浜でない場所で営業する
私達に依頼したのかはわかりません。
次回、このような企画のおりには
どうぞ小名浜の魚屋さんや居酒屋さんと協力して、
地域貢献していただきたいと思います。
でも、こういう地域活性を目的とする
イベントの主役は
誰であるべきなのか、
考えて企画してくださいね。
(企画した自分たちが主役、と思う
方々とは一緒にお仕事しづらいです。)
協力してくださる魚屋さん等がいればの話ですがね。
(終わり!)